固定資産を登録する

固定資産を登録します。

「ジョブカン青色申告」導入時は、償却中の資産も登録して管理できます。

【手順】

  1. サイドメニューの[決算]→[固定資産]をクリックします。
  2. 表示された画面右上の[新規作成]ボタンをクリックします。

  3. 固定資産登録画面が表示されるので、必要な項目を入力します。(詳細
  4. [保存する]ボタンをクリックします。
【 メモ 】

登録した固定資産情報を編集するには、固定資産管理画面の一覧で編集したい行を選択し、[編集]ボタンをクリックしてください。

表示された画面で内容を修正したら、画面右上の[再計算]ボタンをクリックして取得価額と減価償却費の再計算をします。その後、[保存する]ボタンをクリックしてください。

(編集ボタン右側の[▼]ボタンをクリックして、削除や複写もできます。)

今年度に新たに取得した資産の場合

今年度に新たに取得した資産は、固定資産管理の画面で登録するだけでなく、購入時の仕訳も入力する必要があります。

仕訳日記帳などで仕訳を入力してください。

【例】車を現金180万円で購入した場合の仕訳

固定資産の登録項目について

固定資産の名称や数量など詳細な情報を登録します。

基本情報

  • 資産名称:

    入力必須項目です。固定資産の名称を20文字以内で入力します。

  • 数量:

    固定資産の数量を入力します。

  • 単位:

    固定資産の数量の単位を入力します。

  • コード:

    固定資産の管理コードを、8文字までの半角英数字で入力します。検索条件などで利用できます。

  • 勘定科目:

    固定資産の勘定科目を選択します。選択すると、設定済みの初期値が自動的に設定されます。(詳細

  • 取得日:

    固定資産の取得した年月日を入力します。

  • 取得価額:

    固定資産の取得額を入力します。

  • 取引先:

    新規に固定資産を取得した際に選択します。(事前に取引先を登録しておいてください。(詳細))

    取得の仕訳と、仕入税額控除の経過措置による取得価額の再計算に利用します。

  • 期首帳簿価額:

    取得日が当期の期首日以前の場合に、期首時点での帳簿価額を入力します。

  • 償却方法:

    固定資産の減価償却方法を選択します。取得日などによって選択できる償却方法は異なります。

  • 耐用年数:

    固定資産の耐用年数を入力します。

  • 償却可能限度額を5年均等償却する:

    償却可能限度額を均等償却する場合にチェックを付けます。この項目は、条件を満たす場合のみ表示されます。

  • 償却可能限度額:

    償却可能限度額(5年で均等償却する金額)を入力します。この項目は、[償却可能限度額を5年均等償却する]にチェックが付いている場合に入力できます。

  • 改定取得価額を均等償却する:

    改定取得価額を均等償却する場合にチェックを付けます。この項目は、条件を満たす場合のみ表示されます。

  • 改定取得価額:

    改定取得価額を入力します。この項目は[改定取得価額を均等償却する]にチェックが付いている場合に入力できます。

  • 摘要:

    固定資産の摘要を入力します。この摘要は固定資産一覧の印刷時に使用されます。

詳細情報

  • 圧縮記帳額:

    圧縮記帳が認められている固定資産の圧縮記帳額を入力します。

  • 供用開始日:

    固定資産の供用開始日を入力します。通常、[取得日]と同じ日付ですが、[取得日]以降に供用を開始した場合は変更します。

  • 減少日:

    固定資産を売却した場合など固定資産に減少を設定する場合は、減少した日付を入力します。([償却方法]が「一括償却」の場合を除く)

  • 残存価額:

    固定資産の初期設定にあわせて計算された金額が表示されます。[残存割合]と連動しています。

    この項目は、[償却方法]で「均等償却」「即時償却」「任意償却」「旧定率法」「旧定額法」のいずれかが選択されているときに表示されます。

  • 残存割合:

    固定資産の初期設定にあわせた割合が表示されます。[残存価額]と連動しています。

    この項目は、[償却方法]で「均等償却」「即時償却」「任意償却」「旧定率法」「旧定額法」のいずれかが選択されているときに表示されます。

  • 法定償却限度額:

    固定資産の初期設定にあわせて計算された金額が表示されます。[法定償却限度割合]が表示されている場合は、この項目と連動しています。

    この項目は、[償却方法]で「償却不可」または「一括償却」以外が選択されているときに表示されます。また、[償却方法]で「200%定率法」「定額法」「250%定率法」のいずれかが選択されている時はこの項目に「1」が入力されます。

  • 法定償却限度割合:

    固定資産の初期設定にあわせた割合が表示されます。[法定償却限度額]と連動しています。

    この項目は、[償却方法]で「均等償却」「即時償却」「任意償却」「旧定額法」「旧定率法」のいずれかが選択されているときに表示されます。

  • 事業専用割合:

    固定資産の事業専用割合を入力します。この項目は「個人/一般」のときに表示されます。

  • 貸付割合:

    貸付割合を入力します。この項目は「個人/不動産」のときに表示されます。

  • 経費割合(販管費)、経費割合(不動産経費):

    販管費と不動産経費に割り当てる割合を比率で入力します。例えば、それぞれ「100」を入力した場合は、1:1の比率で減価償却費が按分されます。この項目は「個人/一般」で[不動産科目を使用する]にチェックを付けているときに表示されます。

当期償却

  • 普通償却費:

    [償却区分]をもとに自動計算された金額が表示されるので、必要に応じて当期に普通償却を行った金額を入力します。([償却方法]が「償却不可」の場合を除く)

  • 増加償却費:

    当期に増加償却を行った金額を入力します。[償却方法]で「償却不可」「一括償却」「即時償却」「任意償却」を選択している場合は入力できません。

  • 割増償却費:

    当期に割増償却を行った金額を入力します。[償却方法]で「償却不可」「任意償却」を選択している場合は入力できません。

  • 特別償却費:

    当期に特別償却を行った金額を入力します。[償却方法]で「償却不可」「一括償却」「任意償却」を選択している場合は入力できません。

  • 当期償却費合計:

    当期の償却費の合計が表示されます。

資産取得の仕訳

新規に固定資産を取得した際に入力してください。

固定資産取得仕訳を作成する際に貸方科目と摘要として利用します。

エラー内容

入力値が不正な場合などにエラー内容が表示されます。